2025.05.01 液冷データセンターを共同検証 NTTデータ、相互理解深める
施設にある設備。水冷ラック(手前)と二相式液浸冷却装置(奥)
国内最大手のデータセンター(DC)事業者であるNTTデータが昨年開設した施設では、さまざまな企業が技術を提供して最新のサーバー冷却技術の検証が行われている。AI(人工知能)の普及に伴い、DCで稼働するサーバーの発熱量が増加しており、それに対応した冷却技術が求められているからだ。
施設の名前は「データセンター・トライアル・フィールド」。DCの冷却技術は、従来のファンを使った空冷方式から、水を使った「水冷」や特殊な冷却液に浸す「... (つづく)