2025.04.30 BIPROGY、3月期連結は増収・増益
BIPROGYの2025年3月期連結決算は、売上収益が顧客企業の旺盛なIT投資需要を背景に、前期比で2桁に迫る増収となった。営業利益は売上総利益の増加が販管費の増加を吸収し増益。利益率も向上した。受注高は製品販売やサポートサービスで大型案件の獲得もあり、大幅に増加した。
システムサービスは、前期までの大型案件の開発が一巡した影響があったものの、幅広い業種における中小型案件の獲得により増収増益。サポートサービスは、生産性改善効果もあり、利益率が向上した。アウトソーシングは、BankVisionの新規稼働、他社クラウドサービス、ITOなどの運用サービスが好調に推移、ソフトウエア、ハードウエアも官公庁向け案件などが貢献し、いずれも増収増益で推移した。
今期連結業績は、増収増益を計画。また、サービスの収益性改善で営業利益率向上を見込む。