2025.05.08 ダイヘン、3月期連結は増収

 ダイヘンの2025年3月期連結決算は増収。電力インフラと半導体関連の投資が堅調に推移したほか、前年度第3四半期以降に買収した新規連結子会社の影響で増収となった。売上高の増加やコスト削減で営業利益も増加した。

 エネルギーマネジメントは、電力需給調整市場の拡大による蓄電池システムの販売増加などにより増収。

 ファクトリーオートメーションは、自動車関連投資が先送り傾向となり減収。

 マテリアルプロセシングは、生成AI(人工知能)用途のメモリーや先端半導体関連投資の拡大などにより増収。

 今期連結業績は、データセンター増設や再生可能エネルギー導入拡大による蓄電池システムの需要増加や半導体関連投資の堅調な推移により増収増益を見込む。