2025.05.13 シンフォニア、3月期連結は増収増益
シンフォニアテクノロジーの2025年3月期連結決算は、増収増益だった。防衛力整備計画の拡充による航空宇宙関連機器の需要が活況、AI(人工知能)関連投資を中心とした半導体製造装置需要の回復などが寄与した。
モーション機器事業は、防衛省向け電装品などの増加により、航空宇宙関連機器が好調だったことで、受注高が大きく増加した。パワーエレクトロニクス機器事業は、上下水道施設向けの電気設備が増加した。
クリーン搬送システム事業は、半導体製造装置の需要が徐々に戻りつつあることから増加となった。エンジニアリング&サービス事業は、台湾を中心とした半導体製造工場向け搬送設備工事などが増加したことで、受注高が増加した。
今期の純利益は、前期比6.6%減の113億円を見込む。