東亜無線電機はブーステーマを「課題を価値にそして『新しいあたりまえ』へ」とし、コンポーネンツとIoT・DXのソリューションを出品。二つのゾーンでアピールする。

　ブースでは基板実装関連の担当者向けに、基板実装関連製品の開発・設計から検査・完成において役立つ商品や生産現場のIoT・DX化につながるシステムを紹介。生産現場の製造装置向け機器の開発から完成までワンストップでフォローできる体制や生産現場の課題に合わせて提案。また、それに伴うさまざまな事例やツールの一部を展示する。

　エレクトロニクスゾーンは電子機器の基板設計から完成をワンストップ対応できる体制をアピール。品質管理、少ロット対応、ワンストップ対応、短納期対応、開発効率化など顧客ニーズに合わせた電子機器の基板設計・実装をサポートできることを訴える。ノイズ／サージ対策品や高透磁率を実現したコイル、電気二重層キャパシター、品質管理に役立つマイクロスコープ、基板用コネクター、端子台、自動工具を出展。開発・設計工数を削減するディスプレーモジュールなど操作モジュールを紹介する。

　DXソリューションゾーンでは商社の強みを生かした幅広い製品と豊富な知見で現場の見える化推進をサポートできることを訴求。電力モニタリングや環境センシング、圧力計の遠隔監視、RFIDソリューションなど顧客の課題に合わせた取り組みを紹介。「小さく始めて、大きく育てる」柔軟な導入ができることを提案する。

　ブースではIoTを用いた電力モニタリングシステムや設備・計器の移動データ収集、入退室管理システムなどの製造現場の事例を披露。また、RFIDラベルプリンター・リーダーを活用した入出庫、棚卸し効率化やエクセルを活用の現場帳票電子化ソリューションなどスモールスタートからできる生産管理システムを紹介する。