2025.07.04 WHO、「健康税」導入提言 嗜好品の50%値上げ要請

 【ロンドン・ロイター時事】世界保健機関(WHO)は加盟各国に対し、課税を通じて砂糖入り飲料やアルコール、たばこの価格を今後10年間で50%引き上げるよう求めている。

 慢性的な健康問題に対処する課税としては、これまでで最も強力な措置となる。

 WHOは、糖尿病やがんといった疾病リスクを高める嗜好(しこう)品の消費抑制のほか、 開発援助縮小や公的債務増加に見舞われる中での資金調達にもつながると説明した。  (つづく)