2025.07.09 廃棄シリコンとCO₂からSiCパワー半導体材料 レゾナックと東北大が共同研究
レゾナックと東北大学は8日、シリコンスラッジ(シリコンウエハーの製造課程で発生する廃棄物)とCO₂からSiC(炭化ケイ素)を作る技術をSiCパワー半導体材料の結晶成長に応用するための共同研究について、本格検討を開始したと発表した。
同技術は、「鉱物化」という、CO₂を固体と反応させるカーボンリサイクル技術により、シリコンスラッジとCO₂を再資源化し、有価なSiC原料を創出する技術へ応用するもの。実用化すれば、SiCパワー半導... (つづく)