2025.11.03 【石油暖房特集】ダイニチ工業 石油ファンヒーター「SGX」訴求、ファンフィルターお手入れ機能が好評
人気のお手入れ機能を搭載した「SGXタイプ」
ダイニチ工業は、ユーザーから好評なお手入れ機能などを搭載した石油ファンヒーター「SGXタイプ」を中心とした高付加価値商品を今年の暖房商戦で展開する。
2024年度モデルから搭載している「かんたんフィルタークリーナー」は、フィルターの掃除にかかる手間を大幅に削減できる点が好評だ。1週間に1度、上下に2~3回スライドさせるだけでファンフィルターに付いたほこりをきれいに取るため、手を汚さずに清潔な状態を保つことが可能だ。
ファンフィルターを清潔な状態に保つことで、温風の吹き上がりを防いで効率的に部屋を暖めるため、無駄な灯油の消費を抑える。きれいなファンフィルターで運転した際の灯油の使用量を「100」としたとき、ほこりのたまったフィルターでの運転では灯油の使用量は「114」となる。かんたんフィルタークリーナーは、灯油の過度な消費の防止に貢献する機能だ。
同社が強みとする「タンクの大きさ」「臭いの少なさ」「着火の早さ」も訴求する。
SGXタイプは9Lタイプのタンクを採用し、給油回数の削減を実現した。タンクの「ワンタッチ汚れんキャップ」でキャップの開け閉めも簡単。
臭いのもととなる未燃焼ガスを燃やしきる「秒速消臭システムプレミアム」も搭載。従来よりもバーナーの高温時間を長くし、燃え残ったガスをしっかりと燃やしきるため、臭いを低減させる。
35秒のスピード着火に加え、室温が15℃以下の場合に自動で最大火力を10~15%アップする「オートターボEX運転」により、帰宅後の寒い室内を素早く暖めることも可能だ。
好みの設定温度に応じて、燃焼を自動でセーブして無駄な運転を抑える「ecoおまかせモード」は家庭用石油ファンヒーター全機種に搭載した。室温が設定温度より2~3℃高くなると自動で消火する。
今年度は一般販売店向けのパワフルモデル「NDXタイプ」1機種を追加した。13タイプ28機種の製品を展開し、暖房商戦を盛り上げていく。








