2025.11.12 AIサーバー需要「踊り場は出てくる」 JX金属、26年度は好調見込む

AI需要などの見通しを述べるJX金属の林陽一社長

 人工知能(AI)向け先端半導体材料などの需要をつかんだ非鉄金属大手のJX金属は、2027年3月期も同分野の好調を見通す。林陽一社長は特に半導体材料の主力であるスパッタリングターゲットの先端向け製品について「われわれが持っている情報では今期と変わらず強い需要が見込める」とし「今のところAIサーバー需要が大きく崩れるという認識は持っていない」とした。一方で将来の周期的な好不調の可能性も見据える。26年3月期第2四半期(25年4~9月期)決算説明会で明...  (つづく)