2025.11.25 パナソニック、保護犬猫譲渡会を大阪市で開催
新しい家族を見つけようと、多くの保護犬猫たちとの触れ合いが見られた
パナソニックは22日、23日の2日間、大阪市の大阪ビジネスパーク(OBP)ツイン21アトリウムで、7回目となる保護犬猫譲渡会を開催した。朝日新聞社Sippo編集部が協力し、関西圏をはじめ各地の動物保護団体15団体が参加した。
当日は、保護犬猫たちを新しい家族に迎えようと、多くの愛犬家・愛猫家が来場し、2日間で約180頭の保護犬猫たちが紹介された。
「パナソニック保護犬猫譲渡会」は2023年から取り組んでおり、これまで延べ2万5000人以上が来場。316頭の譲渡につながり、新しい家族のもと幸せに暮らしているという。今年に入ってからは2回目で、春と秋に東京、大阪で開催している。
会場では、譲渡会のほか「元保護犬・元保護猫の写真展」や「家電体験コーナー」、保護犬猫たちへの支援に売り上げの一部を寄付する「チャリティマーケット」を開催。犬や猫がおかれている状況をきっちり学び、家族として共に暮らすことについて考える「学びコーナー」では、保護活動をしながら、自身の活動を漫画にして話題となっているホゴイヌネコ漫画家 tamtam(タムタム)氏と、保護犬猫活動を題材に漫画「全部救ってやる」を連載中の漫画家・常喜寝太郎氏のトークショーも開催した。
家電体験コーナーでは、パナソニックのペット対策家電として、次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」やルームエアコン「エオリア」、ナノイーX搭載ファンヒーター「Hot&Cool」をはじめ、デジタルカメラ「Lumix」やプライベートビエラ、ペットバリカン、マイクロミスト搭載コードレススティック掃除機、LEDネックライトなど多彩な製品を提案した。
恒例となったパナソニック保護犬猫譲渡会は、自治体や保護団体が個別に活動するケースと異なり、多くの団体が交わり、多くの動物好きが集まりやすい、大規模な譲渡会として注目されている。年々参加する保護団体も増え、保護犬猫たちへの支援の輪が広がっている。
参加した認定特定非営利活動法人のアニマルレフュージ関西(ARK)の岡本ジュリーディレクターは、パナソニック主催の譲渡会について「(来場者に)どんな保護団体があり、どんな犬・猫たちがいるのか一日で見られる良い企画だと思います」と話す。
また「ここで触れ合うことで、優しい子だとか、犬たちのそれぞれの性格がわかり、これは犬にとってもうれしいこと。新しい家族が見つかることが一番の幸せとなります。(動物たちにとって)『家に優るシェルターなし』ですね」(岡本ディレクター)とし、新しい家族との出会いをサポートした。
譲渡会で出会ったさまざまな犬・猫たちとの相性も見極めながら、今後新しい里親が決まる。











