2025.12.09 きんでんが冬季災害防止特別運動、上坂社長が第一線で働く社員らを激励

現場で作業を見守る上坂社長(左から2人目) 

 きんでんは、厳寒期に現場第一線で働く社員らを激励しようと、役員と幹部による「厳寒期現場激励パトロール」を全国の事業所で実施している。1日には上坂隆勇社長が神戸支店阪神営業所(兵庫県西宮市)を訪れ、社員ら約100人に対して訓話を行った。 

 同社は12月1日から翌年3月31日までの日程で、「冬季災害防止特別運動」を展開している。今回のパトロールは同運動の一環で、毎年1日から翌年2月末まで実施。初日には、安全意識の高揚に向けた訓話を行っている。 

 当日は、阪神営業所で上坂社長が「年末に向けての繁忙感から確認不足によるヒューマンエラーが発生しやすくなる」と強調した上で、「感電、墜落、転落などの災害を防ぐ手段として、十分なミーティング、相互確認、指差し呼称を確実に実践してほしい」と要請した。 

 また、中期経営計画の人財・働き方戦略について触れ、「快適な職場環境づくりを進める上で、その根幹になるのは安全と衛生の確保である」と指摘。続けて、「自分の安全は自分で守るとともに、仲間や家族の幸せを守るためにもコミュニケーションを図り、安全第一で作業を進めてもらいたい」と呼びかけた。その後、上坂社長は現場へ向かう社員一人一人を見送った。 

 続く現場激励パトロールでは、兵庫県西宮市内で設備改修に伴う機器取り替え工事を間接活線工法で行う施工第21チームと、同県宝塚市内で宅地増設に伴う引き込み線新設工事を行う施工第6チームの現場を訪問。上坂社長が見守る中、所長や作業指揮者のチームリーダーが施工内容や現場の状況を確認。厳寒期を迎える中、懸命に作業へ取り組む施工チーム員の様子を熱心に見届け、ねぎらった。 

 上坂社長は今後、同運動期間中に東北支社の現場も訪問する予定だ。