2025.11.14 きんでん 「電力本部 技術・技能発表大会」 和歌山・神戸の両支店が最優秀賞獲得
電力通信工事の部の競技風景
きんでんは、研修施設のきんでん学園(兵庫県西宮市)で配電工事、電力通信工事の競技を行う「第55回 電力本部 技術・技能発表大会」を開催した。それぞれに近畿地区7支店の代表各1チーム、計14チームが出場。土井義宏会長、上坂隆勇社長をはじめ役員、同社関係者、出場選手の家族など総勢900人の観客が見守る中、配電工事の部で和歌山支店、電力通信工事の部で神戸支店が最優秀賞を獲得した。
同大会は競技課題への取り組みを通じて、安全基本ルールと施工品質の重要性を再認識するとともに社員同士の交流の場を提供。また、さらなる技術・技能の向上、チームワークの醸成を目指した。
開会式で冒頭、大会会長の垣内康男経営執行役員常務・電力本部長があいさつし、出場選手に対して「本日は日々の業務で磨いた技術を存分に発揮するとともに熱い思いを競技にぶつけ、当社のチームワーク、技術力、機動力を感じていただけるよう奮闘してほしい」と呼びかけた。
競技は、配電工事の部、電力通信工事の部の2部門。配電工事の部には1チーム7人構成で計49人が出場。同社が取り組む「カイゼン」(改善活動)に対する意識の向上を図ることを目的に、開閉器の新設、家屋の新設にあたり変圧器の容量変更について間接活線工法を用い実施。また、家屋への引込線や電力量計の新設工事の課題に競技時間120分で取り組んだ。
電力通信工事の部には、1チーム3人構成の計21人が出場。重点箇所での作業指揮者と作業員の「指差し呼称」を用いた相互確認の徹底による安全意識の向上を図ることを目的に、同社施工チームのマルチスキルを発揮。電柱間のケーブル架線から宅内でのインターネット開通までの一連の作業に競技時間100分で取り組んだ。
各チームが全力を尽くし課題をやり切った後、厳正な審査を実施。最優秀賞の和歌山支店、神戸支店には、垣内常務が表彰した。また、優秀賞は配電工事の部で神戸支店、電力通信工事の部で中央支店。優良賞は配電工事の部で奈良支店、電力通信工事の部で姫路支店を選んだ。








