2025.12.18 NSW、クラウド型基幹システム「FutureStage」提供開始 日立システムズと連携、製造・卸売業のDX推進に本格参入

 システム開発のNSWは17日、クラウド型基幹業務システム「FutureStage販売・生産管理」(以下、FutureStageクラウド)の提供を正式に開始したと発表した。日立システムズが開発するERP(統合基幹業務システム)を基盤とした本サービスは、同社にとって販売・導入の第一号パートナーとしての展開となる。

 FutureStageクラウドは、日立システムズが約40年にわたり蓄積した基幹業務システムのノウハウと4500件を超える導入実績をベースに開発されたERP。応研の主力製品「大臣エンタープライズ」のフレームワークを融合し、ノーコード・ローコードによる機能拡張や高い互換性を実現しているのが特長。短期間での導入や導入コストの低減が可能であり、企業の成長やビジネス環境の変化にも柔軟に対応できる。

 NSWは、長年にわたりPDM(製品データ管理)製品「Base-Right」を提供してきた実績や製造業の設計・製造プロセス領域で培った専門ノウハウを有しており、これらの強みとFutureStageクラウドの機能によって相乗効果を生む出したい考え。製造業・卸売業の業務効率化や生産性向上を支援し、顧客企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を目指す。