2025.12.18 大陽日酸、つくば市にエレクトロニクス先端材料開発棟を建設 革新的な新製品と新技術の創出への開発体制を構築
新棟の完成予想図
日本酸素ホールディングスグループの大陽日酸は17日、つくば開発センター(茨城県つくば市)内に「エレクトロニクス先端材料開発棟」を建設すると発表した。新棟では、エレクトロニクス産業向けの先端プロセス材料とハンドリング技術の実現に向け、革新的な製品と技術を創出していく。完成時期は2027年3月を予定する。
日本酸素ホールディングスグループは、中期経営計画の重点戦略の中で、「エレクトロニクス事業の拡大」を掲げている。エレクトロニクス産業の技術進展に対応する革新的な新製品の創出を図っていくため、新棟の建設を決めた。
エレクトロニクス事業の主業である材料ガスでは、半導体の製造プロセスの進化により、さまざまな原子種や化学種が使用されてきている。新棟では新しいプロセス材料とそのハンドリング機器を開発し、顧客の抱える課題へ向けたソリューション提供をさらに推進していく。同時に、同社グループ会社との協働により技術開発のスピードアップを追求し、オープンイノベーションも推進することで、革新的な新製品の創出を推し進めていく。









