2026.01.05 中国BYD、25年のEV販売で世界首位に 米テスラを初めて抜く
豊富な車種のBYD。25年の世界販売台数でトップに立った
中国BYD(比亜迪)が2025年電気自動車(EV)の世界販売台数で米国のテスラを初めて抜いた。BYDは1日、25年の電池駆動車(BEV)販売台数は前年比27.9%増の225万6714台だったと発表。2日発表のテスラは8.5%減の163万6129台となり、明暗を分けた。テスラは2年連続の前年割れ。
BYDはBEVと、年間販売台数228万8709台(前年比7.9%減)のプラグイン・ハイブリッド車(PHEV)など、ガソリンやディーゼルを使用しない車を「新エネルギー車(NEV)」と呼んでおり、NEV合計の25年販売台数は460万2436台で、前年比7.7%の増加。テスラは10~12月期の販売実績が前年同期比15.6%となり、41万8227台となった。
国内外の販売が順調だったBYDに対し、テスラは国内の優遇税制が終了・縮小する影響を受けた。主力車種を「モデル3」や「モデルY」に依存しているため、消費者にマンネリ感を与えているという側面や、海外の一部地域で充電インフラの整備が追い付かないという事情もある。テスラ車はさらに国外でBYD以外にも、フォルクスワーゲン(VW)、ヒョンデ(現代自動車)、ビンファスト(Vinfast)、小鵬汽車(XPeng)などと価格競争で対抗していくことになりそうだ。
一方で第2次トランプ政権のメンバーになったイーロン・マスクCEOの言動に消費者が敏感に反応したことも販売台数に響いたとみられる。







