2026.01.16 富士フイルム、レンズ一体型遠望カメラ発売 小型・軽量で光学32倍ズーム 監視など多用途に
レンズ一体型遠望カメラの新製品「SX400」
富士フイルムは、レンズ一体型遠望カメラ「SXシリーズ」の新製品「FUJIFILM SX400」を2月上旬に発売する。SXシリーズで最も明るいレンズを搭載。レンズとカメラの一体開発で、光学32倍ズームと小型・軽量ボディーを実現した。
SX400は、最も明るいF2.8のズームレンズを搭載。独自の光学設計により、焦点距離12.5mmから200mmまでF2.8の明るさを保つことが可能だ。夜間などの暗い場所でも、ノイズの少ないクリアな映像を実現する。
広角12.5mmから望遠400mm(水平画角31.8度から1.0度)の焦点距離に対応した光学32倍ズームレンズで、全長約300mm、重量約3.9kgの小型軽量ボディーも実現。据え付け型の運用だけでなく、車両や船舶への搭載に加え、可搬型の監視・点検システムの構築など多様な用途に対応可能だ。
映像のブレを抑える防振システムも採用した。光学式防振機能(OIS)と電子式防振機能(EIS)の協調制御を可能とした独自の防振システムにより、微細な振動を瞬時に捉え、遠望撮影でも足場の揺れや風によるブレを抑えて安定した撮影を実現する。防振機構には、独自の「セラミックボールローラー方式」を採用し、防振時の摩擦抵抗を極限まで低減した高い応答性と耐久性も提供する。高性能ジャイロセンサーにより、検出した微小な振動をタイムラグなく検知し、的確な補正も行う。
後群の小径レンズを高速で駆動させる「リアフォーカス方式」を採用し、フォーカス群を大幅に軽量化した。CMOSセンサーの位相差画素が入射光のずれに応じて被写体までの距離を測定し、素早くピントを合わせる「像面位相差オートフォーカス(AF)」と、画像のコントラストを検出し高精度にピントを合わせる「コントラストAF」を組み合わせ、最短約0.1秒の高精度なAFを実行する。
空気中の水滴やちりなどにより靄がかかったような映像や、空気中の温度差で発生する被写体の揺らぎを独自の画像処理技術で低減。内蔵する「可視光カットフィルタ」との併用で、クリアな撮影も実現する。
レンズとカメラの一体開発で、光軸やフランジバックなどの調整が不要となり、カメラ設置前の作業を効率化できる。カメラ背面に電源や操作系をまとめたことで複雑なケーブル接続も必要とせず、設置時の作業工数の大幅な削減が期待できる。










