2026.01.23 店舗・事務所用パッケージエアコン新製品 省エネ性と施工性が向上 三菱電機

室内ユニット4方向天井カセット(i-スクエアタイプ)

スリムERシリーズの室外ユニットスリムERシリーズの室外ユニット

 三菱電機は、店舗・事務所用パッケージエアコン「スリムZRシリーズ」と「スリムERシリーズ」、「ズバ暖スリムDHシリーズ」、「ズバ暖スリムHシリーズ」の新製品を5月から順次発売すると発表した。省エネ性の向上に加え、保守管理業務の効率化や施工性の改善を実現した。

 新製品は、高精度な制御を可能とする独自の「適応磁束オブザーバ」を採用。冷媒制御を最適化し、業界トップクラスの通年エネルギー消費効率(APF)7.0を実現している。従来製品と比べて消費電力を1.4%低減し、省エネ性を大きく向上させた。

 7月には、常時遠隔監視システム「MELく~るLINK(メルクールリンク)」の新シリーズ「MELく~るLINK Lite(メルクールリンクライト)」の提供を開始し、保守管理業務の効率化を支援する。メルクールリンクライトは、別売りの通信機器「セルラーゲートウェイ」とワイヤードリモコン「MAスマートリモコン」を接続するだけで利用できるため、有線接続などの専門工事が不要だ。MAスマートリモコンは最大6台まで接続でき、空調機の異常通知や冷媒漏えい診断を遠隔で行う。

 別売り部品として、震度7相当の耐震性能を備える「吊りボルト振れ止め用耐震キット」を追加した。4方向天井カセット形(i-スクエアタイプ)室内ユニット向けにキット化した耐震部材で、取り付け時間を半分以下に短縮。施工現場の省人化にも貢献する。

 室外ユニットの後配管カバーには、側面のねじだけで後配管カバーを取り外せる「引っ掛け構造」を採用し、施工性を改善した。室外ユニットの固定ねじの一部を従来のトラスネジからスパナなどで取り外しやすい六角ねじへ変更し、メンテナンス性も向上。室内ユニットの吹き出し温度を自動で推定し、リモコン画面に表示する機能も搭載した。

 新製品は、27~30日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「HVAC&R JAPAN 2026」(日本冷凍空調工業会主催)の同社ブースで展示される。