2026.01.26 日立システムズ、群馬で森林ネイチャーポジティブ実証実験スタート 群馬県森林組合連合会と協働

今回の実証イメージ

 日立システムズは26日、群馬県内の約50haの森林を対象にネイチャーポジティブの実現に向けた実証実験を開始したと発表した。同社の森林解析技術と、サンリット・シードリングス社の生物多様性分析技術を組み合わせ、環境DNA分析や GIS 解析、野外調査を行い、森林の生物多様性と水源涵養機能の現状を正確に評価するのが狙い。

 ネイチャーポジティブとは、生物多様性の損失を止め、回復の軌道に乗せることを意味する国際的な取り組み。今回の実証は群馬県森林組合連合会の協力を得て実施する。

 実証での解析結果を基に、森林の整備計画案を策定する。この計画案は、水源涵養機能の向上を目標とし、効率的な間伐施策や生物多様性配慮型の森林管理方法の策定に役立てられる見込み。

 日立システムズは全国約300拠点のネットワークを活用し、森林に関連する経済活動を行う企業や自治体、森林組合などに対して、ネイチャーポジティブへの取り組み支援を提供していく予定。

 今回の実証実験を通じて、自然と共存する持続可能な経済活動の実現や、環境省が掲げる「30 by 30」目標達成につなげていきたい考え。