2026.02.12 堀場製作所の25年12月期、売上高・利益が過去最高 エネルギー・環境や先端材料などが寄与

 堀場製作所が12日発表した2025年12月期通期の連結決算は売上高、営業利益、経常利益ともに過去最高を更新した。売上高は前期比5%増の3330億8100万円。利益面も上向き、営業利益が同9.7%増の530億4000万円、経常利益が同8.1%増の542億2600万円、純利益が同10.4%増の370億 9000万円となった。エネルギー・環境や先端材料・半導体の販売が順調に推移し、業績を押し上げた。 

 エネルギー・環境フィールドは、欧州と米州で電気自動車(EV)へのシフトが緩やかになったことで、ハイブリッド車開発向け燃焼計測の需要が拡大し、売上高と利益が増加した。 

 バイオ・ヘルスケアフィールドは、欧州で販売が増加したことで増収。利益は、競争環境の激化やライフサイエンス領域での投資継続などで、営業損失を計上した。先端材料・半導体フィールドは、生成AI(人工知能)などの先端半導体関連需要がけん引し、増収を確保。利益は、新製品の開発や技術開発投資を加速したことが響き、減益となった。 

 26年12月期の連結業績予想は、売上高と利益の各項目で過去最高を更新する見込み。売上高で3450億円、営業利益で560億円、経常利益で565億円、純利益で405億円の増収増益と予想する。 

 同社の足立正之社長は「AI向けの需要は今後の伸びる見込みで当社の関連製品の売上高も増加する。また、自動車向けでも燃焼計測の需要もしばらく続く」との見方を示した。