2026.04.20 NEC、豪州フリゲート向け装備供給契約 ソーナーや通信機器で安全保障協力強化
NECは18日、豪州政府が進めるフリゲート艦調達計画「SEA3000」で、3隻に搭載する9種類の防衛装備品の供給契約を締結したと発表した。水中監視用ソーナーや複合通信アンテナなどを供給し、艦艇の任務遂行能力と運用信頼性を高める。
対象は、豪州が計画する計11隻のうち初期導入分3隻。NECは水中領域では広域監視が可能な水上艦用ソーナーや音響測深儀などを供給。通信・航法領域では複数の周波数帯に対応する複合通信空中線「UNICORN」や艦内ネットワーク基盤、味方識別装置などを手がける。
日本政府は豪州をインド太平洋地域の「特別な戦略的パートナー」と位置付け、防衛分野での協力強化を進める。NECはこれまで海上自衛隊向けにソーナーや情報通信、航法システムを提供してきた実績を持ち、その技術と運用ノウハウを活用する。
本件は国家安全保障会議で防衛装備移転が認められる案件と確認されている。NECは装備品を一体提供できる強みを生かし、豪州の防衛力強化と日豪間の相互運用性向上に貢献する考えだ。
同社は今後も政府方針に沿い、法令を順守しながら防衛装備移転の取り組みを拡大し、日本の安全保障強化につなげる。




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