2026.02.20 米クアルコム、インドにファンド設立へ 1.5億ドルを出資しAIスタートアップ育成へ
インドのスタートアップを支援するクアルコム
米クアルコムは、インドのAI(人工知能)スタートアップの支援で1億5000万ドルを投じ、新たなファンドを設立する計画を発表した。名称は「戦略的AIベンチャー・ファンド」。モバイル、自動車、IoT、ロボティクス向けにAIを開発する企業を支援する。
今回の計画は、17~18日にニューデリーで開催された「インドAI インパクト・サミット」に同社のクリスチアーノ・アモンCEOが寄せたビデオメッセージで、明らかにした。アモンCEOは、メッセージで「当社はインドのAIで次の段階へとステップを進める企業へ投資したい」と述べた。
アモンCEOはさらに、「AIは新たな段階に入り、日常使用されている機器に直接組み込まれる時代になった。こうした変化が産業全体の再編を促し、インドのスタートアップが今後、非常に重要な役割を果たす段階に来た」とコメントした。
インドを「次世代AIの重要市場」と位置付け、世界最大規模のAIユーザーを持つ市場でのプレゼンスを高めたいというのが同社の狙い。
クアルコムは2007年以来、インドのスタートアップを支援。これまでに累計で40社以上に出資してきた。中には、インド最大の通信事業者Jio、デジタル地図のMapMyIndia、国内のドローン技術の先駆企業ideaForgeなどが含まれている。
クアルコムはスタートアップへの投資以外に、同社の高度AIプロセッサーの国内普及に弾みをつけたいという狙いもありそうだ。











