2026.05.01 アイティフォー、Payコレクト開始 入金案内から支払いまで自動化

 アイティフォーは4月30日、入金案内業務を自動化するSaaS型サービス「Payコレクト」の提供を開始したと発表した。企業が保有する入金案内データを送るだけで、顧客への連絡、入金約束の受付、支払い完了までを一気通貫で自動化する。初期督促業務の効率化を支援し、オペレーター不足の解消と顧客の利便性向上を図る。

 初期督促では、引き落としができなかった顧客に返電依頼のSMSを大量送信しても、返電が集中し、オペレーターの負担が十分に減らない課題があった。Payコレクトは、単なる返電依頼にとどまらず、請求案内、入金約束、支払い手段の提供までをワンセットで行うことで、初期督促の自動化と効率化をさらに進める。

 企業が対象データをPayコレクトに送ると、顧客へSMSまたはメールで入金案内を自動送信する。顧客は受信したメッセージから専用サイトにアクセスし、本人認証後に請求内容の確認や入金予定日の登録を行える。リマインド通知や支払い相談にも対応する。

「Payコレクト」のイメージ

 支払い方法は、振込先口座の確認に加え、コンビニ入金「PAYSLE(ペイスル)」、PayPayなど複数の手段から選べる。キャリア共通ショートコードの表示や、メール認証規格「BIMI」の活用、簡易本人確認機能により、フィッシング詐欺への不安軽減にもつなげる。

 管理機能では、CSVファイルでのデータ取り込みに加え、API連携にも対応する。送信済み、ログイン済み、入金約束済み、支払い相談済みなどの状況をダッシュボードでリアルタイムに確認、検索、集計できる。Payコレクトが生成するURLはダウンロードでき、督促状へのQRコード貼付や、企業アプリのマイページとの連携にも活用できる。

 価格は月額従量課金型で、詳細は個別見積もりとする。今後は銀行、カード、サービサー(債権回収会社)、リース、家賃保証、電気・ガス・水道など幅広い業種に提供し、5年間で40件の受注を目指す。自社の債権管理システム「TCS」「CMS」との連携や、Payコレクトへのアクセス導線、決済手段の拡充も進める。