2026.05.21 フジクラ、佐倉事業所新工場建設と米国子会社設立を発表 AIデータセンター用光ファイバーケーブルの需要増に対応

 フジクラは、光ファイバー・SWR/WTCの生産能力増強投資の一環として、同社佐倉事業所(千葉県佐倉市)での新工場建設と、米国での投資推進のための子会社を米国内に設置することを決議したと発表した。

 同社は今年3月に、光ファイバー・SWR/WTCの生産能力増強のため、日本と米国で最大3000億円の投資を行う方針を発表していた。同方針に基づき、今回、佐倉事業所新工場と米国子会社設立を決めた。

 佐倉事業所新工場は、生成AI(人工知能)データセンター(DC)市場における光ファイバーケーブルの需要拡大に対応するとともに、米国AIインフラ強化への貢献も見据えた生産能力の増強を図ることを目的に、最大400億円を投じて新工場を建設するもの。投資予定額は約400億円で、2030年12月の稼働開始を予定する。

 米国では、米国での投資を円滑に進めるための準備会社を同社の全額出資により設立する。設立場所はデラウエア州で、社名は「フジクラ・オプティカル・ケーブル・システムズ」。設立時期は今年6月を予定する。

 同社は、日米政府の「戦略的投資に関する覚書」に基づき、昨年10月28日に米国商務省と枠組み合意書(Framework Agreement)を締結しており、米国のAIインフラの強化に向けた光ファイバーケーブルの供給者に選定されている。

SWR/WTCは、同社独自の技術により開発された超高密度光配線用光ファイバーケーブル。