2026.05.27 アイロボット、日本向けルンバの第2弾 薄型・小型化で吸引力は3倍

「Roomba Plus 515 Combo ロボット +AutoWash 充電ステーション」を発売

外側に飛び出る可動式エッジクリーニングブラシと伸縮式モップパッドを搭載外側に飛び出る可動式エッジクリーニングブラシと伸縮式モップパッドを搭載

薄型・小型化を実現(右からRoomba Plus 505 Combo、同515 Combo、Roomba Mini)薄型・小型化を実現(右からRoomba Plus 505 Combo、同515 Combo、Roomba Mini)

 アイロボットジャパン(東京都千代田区)は27日、日本の住宅にフィットするコンパクトサイズのロボット掃除機「Roomba Plus 515 Combo ロボット +AutoWash 充電ステーション」を発表した。ローソファの下や、キッチンキャビネットの足元のくぼみ部分なども掃除できる薄型・小型化を実現。吸引力は従来機種「Roomba 105 Combo」の3倍と強力だ。直販サイトなどで29日に発売する。

 新製品は2月に発売した「Roomba Mini」に続く日本向けルンバの第2弾。本体は奥行き30.3cm、幅29.8cm、高さ8.4cm、重さ2.9kgの小型化を実現した。従来機「Roomba Plus 505 Combo」と比較し、最大幅が5.4cm、薄さが2.2cm、体積が46%小さくなった。

 従来の天面突起型センサー構造を廃止し、本体前方に新開発の高精度センサーのLiDAR(ライダー)「Integrated Line Laser」を埋め込んだ。検知範囲は120度で、マッピング用と障害物回避用の二つのレーザーを同時に出力。経営戦略担当ディレクターの山内洋氏は「本体が回転するため、従来と同じように360度検知する。突起部分がなくなったことで、清掃範囲が広がった」と述べた。

 PerfectEdgeテクノロジーを備えた「可動式エッジクリーニングブラシ」を新しく搭載。外側に大きく張り出すように配置し、壁際などのゴミをかき出す。障害物があたると中に引っ込むように設計した。

 毎分180回転する「伸縮式モップパッド」で、部屋の隅まで吸引や水拭きをする。モップパッドは従来よりも小さいが、より外側に飛び出すようにした。メインブラシには本体側にコーム(くし)を搭載することで絡まりを抑制。エッジクリーニングブラシも、形状を渦巻形に変更し、絡まりにくくした。

 充電ステーションは、自動ゴミ収集機能や給水タンクの自動給水機能を搭載し、モップの洗浄や乾燥を自動で行う。約75℃の温水洗浄、約45℃の温風乾燥に対応し、吸引したごみは最大3カ月ごみ捨て不要だ。充電ステーションのサイズは奥行き34cm、幅33cm、高さ48.5cm。 

 国内クリーナー業界初のコンシェルジュサービス「ルンバ プレミアム特典」も新製品の発売と合わせて開始。対象モデルを購入すると、メーカー保証期間を3年、専任オペレーターにつながる専用ダイヤル、交換用のアクセサリーを購入時に同梱される特典を受けられる。日本法人独自のサービスで、日本の消費者が長期でも安心して使える環境を提供する。

 アプリ「Roomba Home」との連携で、掃除の周期設定や清掃モードの選択などもできる。カラーはブラック、価格は税込み12万9800円。山田毅社長は「薄型・小型化で高い吸引力を実現したことで、犬や猫などを飼っている家庭なども購入しやすい製品になった」と述べた。