2026.08.03 【コネクター総合特集】ヒロセ電機 高電圧対応小型基板対ケーブルコネクター開発
CES2026イノベーションアワードを受賞したZE150HVシリーズ
ヒロセ電機は、「品質第一」の徹底とともに、市場ニーズに適合した新製品、新技術開発への基礎的な技術力向上を進めることで、さまざまな課題解決への提案を推進する。分野別では①産機②自動車③コンシューマーを3本柱に力強い良い成長を目指す。
新製品の電動車パワートレイン向け高電圧対応小型基板対ケーブルコネクターは、EV(電気自動車)をはじめとする車載機器の高電圧化に対応した製品。電動化の進展に伴い高まる安全性と信頼性への要求を背景に開発され、高電圧環境下での確実な接続を実現する。その先進性と技術力が評価され、「CES2026」のイノベーションアワードを受賞した。次世代モビリティーの発展を支える製品として国際的な評価を獲得している。
同社はCESへの継続出展を予定しており、新規顧客との関係創出や成長市場での新たなビジネス機会の探索に加え、既存顧客との関係強化を通じて、グローバルで事業拡大とブランド力向上を目指す。
投資関連では、グローバルで拡大する自動車市場向け製品の需要に対応し、韓国にあるグループ会社のヒロセコリアでは、安定供給体制をさらに強化するため新たな物流拠点「AMC物流センター」を建設することを決定した。AMC物流センターは、自動車市場向け製品に特化した倉庫・物流センター。今後は、物流ネットワークの最適化と各地域の物流拠点との連携強化を進めることで、安定供給体制のさらなる強化を推進する。
AMC物流センターは、敷地面積6404.7㎡、延べ床面積約2万750㎡。8階建て。今年9月に着工し、2027年12月の竣工(しゅんこう)を予定。
同社は、電子部品市場全体で需要回復の動きが見られる中、AI(人工知能)・データセンター関連、FA、半導体製造装置向けを中心とした産業機器分野が堅調に推移し、車載分野でもADAS(先進運転支援システム)や高速伝送化の進展を背景に安定成長を維持している。








