2026.08.11 東芝、リストバンド型センサー向け管理アプリをアンドロイド対応 現場の安全管理を支援

リストバンド型センサー「MULiSiTEN MS200」

「MULiSiTEN管理アプリ」のデータ画面「MULiSiTEN管理アプリ」のデータ画面

 東芝は、作業者が腕に装着するだけで環境情報やバイタル情報などを同時に計測できる産業用途向けリストバンド型センサー「MULiSiTEN(マシリテン) MS200」と連携する専用アプリのAndroid(アンドロイド)版の提供を開始した。これまでiOS版のみだったが、アンドロイド端末にも対応し、現場の安全管理の向上を後押しする。

 今回の「MULiSiTEN管理アプリ」は、測定データをリアルタイムに可視化できる点が特長。温度・湿度などの環境情報や脈拍数などの測定データをスマートフォン上で確認できるようにした。一部の測定値はトレンド表示にも対応しており、作業者や周辺環境の状態変化を把握しやすくした。 

 アプリは、移動を伴う作業や広範囲にわたる作業での利用を想定。作業者個人の体調管理から、熱中症リスクがある作業者の見守りまで幅広く支援する。

 さらに、暑さストレスレベルなどの各種測定値に対して閾値(いきち)を設定することで、環境や作業者の状態変化を知らせる。その値を超えた場合には、管理者らへメールで通知し、迅速な判断と対応を支援する。送信先は最大3人まで設定でき、複数人による見守りを実現できるようにした。また、外国人作業者の活用拡大を踏まえ、英語表示機能も備えた。

 同社は今後もMULiSiTENを通じて、過酷な環境下で働く作業者の安全・安心をサポートし、より実効性の高い安全管理の実現に貢献していく考えだ。