2026.09.18 東京システムハウス、「TSH NEXT 2026」開催/約30年ぶりに事業・サービス集結 

基調講演、主催者講演は多くの参加者が最新動向に真剣に耳を傾けた

展示会場では実際に体験できる展示も多数用意された展示会場では実際に体験できる展示も多数用意された

AI時代のDXと企業価値向上を提案 

 東京システムハウス(東京都品川区)は16日、顧客・パートナー向けイベント「TSH NEXT 2026」をシティホール&ギャラリー五反田で開催した。今回、AI(人工知能)時代のDX(デジタルトランスフォーメーション)戦略をテーマに、様々な企業がITで事業価値を最大化するための実践的なアプローチを紹介。事前エントリーは約500人に達し、当日は多くの来場者が最新の技術やサービスに触れた。同社が各事業やサービスを一堂に集めてイベントを開催するのは約30年ぶりとなる。 

 創業50周年の節目を迎えた同社は、「お客様に寄り添う戦略的ITパートナー」になることを掲げている。ゴルフ向けパッケージ事業やマイグレーション事業、クラウド、セキュリティーなどを展開し、金融から保険、食品、製造、サービス業といった幅広い業界向けのデジタル化を支援する。 

 イベントでは同社の最新ソリューションやパートナー企業のサービスなどを紹介するとともに、グーグルで日本企業のDX推進などをしてきた、現大和大学特任教授の山本康正氏による「日本企業のDX。その壁と正しい戦略」と題した基調講演を行った。主催者講演では、比毛寛之取締役がAI時代のロードマップについて解説。長年取り組んできたマイグレーション事業の知見を生かした、AIの導入についての方向性を示した。 

 今回は、Blue Prism、野村総合研究所、ユニリタ、ワンゴジュウゴなど、16社・団体が協賛し展示やセミナーなどを行った。協賛企業の中には、約30年前のイベントから参加している企業もあるという。 

 林知之社長は、最先端のAI技術が注目される中、日本企業では実際にAIを活用できる準備が十分に整っていないとの認識を示し、「まずは企業をAI-Readyの状態に持っていくことが必要で、当社のソリューションが役立つのではないか」と話した。一方、事業環境が変わる中でも、顧客との関係を重視する姿勢は変えない考えで、「技術が変わっても、人と人、会社と会社の関係は変わらないため、顧客に寄り添うことを一番大事にしていきたい」と強調した。