2026.09.21 【電子部品メーカー・商社/ASEAN拠点特集】おおとりタイランド(岡本無線電機) 成長4分野へ営業力強化 能動提案と人材定着を推進
岡本無線電機は、今後伸ばしていかなければならない海外でのビジネスを強化するために日本・海外共通で取り組みを推進している。国内外で注力しているAutomotive、Environment、Medical、Robotの4分野の強化に向けて「おおとりタイランド」(木村謙太GM=ジェネラルマネージャー)では、車載向け、産業機器向けなどにも注力する。
おおとりタイランドは2004年4月に拠点を開設。スタッフは現在、日本人セールス2人を含め13人体制。売り上げ構成は空調向けが約4割、産業機器・EMS・電子機器が約4割、自動車関連向けが下期から増えてきており、1~2割程度。
26年4〜8月の全体の実績は、前年を上回るペースで推移しており、8月単月では同10%増。空調向けは横ばい、その他産業機器、車載案件が順調に推移。AI(人工知能)、データセンター向けの間接需要で実績を高めた。10月以降の下期も前年並みかそれ以上のペースで推移するとみており、通期でも順調に推移する見込みだ。
木村GMはこの5月で現職に就任した。10年以上の日本での営業の実績も生かし、22年から現地で着任していた経験を交えながら、現地のセールスマンが能動的に動ける組織に変えていく。「社内向けに製品など勉強会を重ねて、プラスアルファの提案ができる体制を整える」と木村GM。
拠点では、重点取り組みとして①取引のある顧客をベースとした攻めの営業②日系サプライヤーへのサポートの充実③現地ローカル企業の営業開拓④取引が拡大しつつある企業との関係強化⑤知識を有したバリューエンジニアリング提案の積極推進─などを掲げる。知識武装など人材教育を重ねた結果、スタッフの定着率も高まっている。経験を蓄積したセールスを増やし、営業の質を高める。
スタッフの定着を目指し、労務関連も充実。人事や労務、法律への知見を高め、現地スタッフが働きやすい職場環境を整える。木村GMは「成長4分野を伸ばすため、セールスの力を高める。そのための職場改善も行いたい。ローカル人材もさらに採用したい。多くの取り扱いメーカーや情報網を生かし採用部品の横展開・VA/VEコストダウン・EOL代替提案など能動的な活動を進める」と語った。










