2026.10.02 パナソニック、歯科医院専売「ドルツ デンティストリー」開発 10月下旬受注開始
「ドルツ デンティストリー」シリーズで、歯科医師や歯科衛生士など歯科医療従事者との連携を通じ、一人一人に合ったセルフケアを支援する
パナソニックは、歯科医院専売モデル「ドルツ デンティストリー」シリーズを開発し、10月下旬から順次受注を開始する。
同シリーズは、歯科医師や歯科衛生士など歯科医療従事者との連携を通じ、一人一人に合ったセルフケアを支援するのが目的。
電動歯ブラシと水流洗浄器の歯科医院向け専用仕様モデルに加え、同社初の歯垢(しこう)検出カメラ付きブラシ「プラークスキャンブラシ」も新たに追加した。
プラークスキャンブラシ「EW-HCXB0」(税別2万円)は、染色液を使わずに歯垢の状態を手軽に可視化できる。
自分では気づきにくい磨き残しをスマートフォンの画面で確認できるほか、付属のブラシアタッチメントを使うと見つけた磨き残しをその場で磨くことができる。
専用アプリでは、磨き残しの確認に加えて、スコアや記録機能によって磨きの上達度合いを可視化し、日々のオーラルケアを続けやすくする。
本体は約65g(ブラシアタッチメント、USBケーブル含む)と軽量で、子どもでも扱いやすい。充電不要で、付属USBケーブルでスマホと本体を接続するだけで使用できる。
子どもの仕上げ磨きや一人磨き支援、大人の予防意識向上、矯正中・矯正後の口腔(こうくう)状態維持など、子どもから大人まで幅広いセルフケアシーンでの活用を想定している。
電動歯ブラシは、最上位グレード「EW-HCTJ8」(税別4万6800円)とハイグレード「EW-HCPD8」(同2万7000円)を展開。
歯と歯茎の境目に沿った細かなヨコ磨きを実現する「リニア音波振動」と、磨きづらい歯間に入り込む「フロス音波振動」を搭載。
「バス法」「スクラビング法」に対応した「W音波振動」により、歯垢除去をサポートする。
歯科医院向けの特別仕様として、初めて電動歯ブラシを使う人でも試しやすい「センシティブモード」を追加した。
より優しく磨ける「極細毛ブラシ(ラージ)」、すぐに使用できるUSBアダプター、使いはじめをサポートする使い方ガイドを同梱(どうこん)し、製品説明を行う歯科医療従事者にも配慮した仕様とした。
水流洗浄器は、最上位グレード「EW-HMJJ0」(税別3万600円)とスタンダードグレード「EW-HCJE2」(同1万4400円)をラインアップ。
歯ブラシやデンタルフロスでは取り切れない汚れに水流でアプローチし、矯正器具周りのケアにも適した製品となっている。
EW-HMJJ0は、水流に大量の空気を引き込む特許技術により、気泡のはじける力を利用した洗浄を行う。無数の微細な水滴とナノサイズの気泡がはじける力で汚れにアプローチする「ナノクレンジング水流」を搭載し、優しさと洗浄感の両立を実現した。
EW-HCJE2は、水圧に加え、気泡がはじける力を利用して汚れを落とす「超音波水流」を搭載。タンクが伸縮できるため、持ち運びにも配慮した設計となっている。歯科医院向け仕様としてノズルを2本同梱し、家族での共用時や破損時にも使いやすい構成とした。
特別カラーを採用し、市販モデルとの差別化も図った。使いはじめをサポートする使い方ガイドを同梱している。
高まるオーラルケアへの関心
近年、オーラルケアへの関心は高まっており、厚生労働省の調査では、毎日2回以上歯を磨く人が81.6%を占めるなど、日々の歯磨き習慣は広く定着。
一方、歯周病が疑われる4mm以上の歯周ポケットを持つ人は47.8%に上り、歯磨きの回数だけでなく、磨き残しを減らすための適切なセルフケアが重要となっている。
電動歯ブラシや水流洗浄器などのケア製品は、特長の理解と適切な使い方が重要で、歯科医療従事者による説明や推奨が、家庭でのセルフケアへの導入・継続において大きな役割を果たす。
こうした背景から、同社は歯科医療従事者が適切な機器を選定して使い方を指導でき、歯科医院での指導を家庭で実践しやすくする「ドルツ デンティストリー」シリーズを提案。歯科医院でのプロケアと家庭でのセルフケアをつなぎ、新しいオーラルケアを浸透させる。












