2026.10.02 カシオ、ICT学習アプリに新機能 AIが評価案を自動生成

AIが生徒の提出物を解析し、評価案を自動生成する

 カシオ計算機は、ICT学習アプリ「ClassPad.net」の新機能を2027年1月に提供を開始する。生徒の提出物をAI(人工知能)が解析し、評価案を自動生成する機能を追加し、教員の業務効率化に貢献する。

 ClassPad.netは、デジタルノートや辞書などのICT教育に活用できる機能を一つに統合した学習アプリ。教育現場では教員の負担増加が課題として広がる中、提出物の評価やフィードバック作成などをAIが担う機能を開発した。

 新機能は、東京学芸大学発ベンチャーDmletの協力を得て実現。教育現場で培ったカシオの知見とDmletの教育研究やAI活用の専門性を組み合わせることで、教員の授業の評価・添削業務を支援する。

 新開発の「AIフィードバック機能」は、生徒の提出物をAIが解析し、良かった点や改善点、評価案などを自動生成する機能。AIが評価・添削の素案を作成し、教員がその内容を確認・編集して生徒に返却する。教員は内容の確認やブラッシュアップに注力でき、評価・添削業務を効率化しながら、生徒一人一人に応じた質の高いフィードバックを行える。

 生徒は具体的なフィードバックを受けることで、自身の学習を振り返り、自己調整につなげられる。教員は、業務の効率化によって生まれた時間を、対話や個別支援など、生徒と向き合う教育活動に充てられる。