2020.07.17 要介護の手前の状態検知へ日立GLSと東大が開発プロジェクト始動

 日立グローバルライフソリューションズ(日立GLS)は、東京大学高齢社会総合研究機構(東大IOG)との産学連携で、IoT家電を使って取得したデータを生かし、要介護の手前の状態を検知するソリューション開発プロジェクトを7月から開始した。住宅を模した設備を使い、データを集めて技術開発を進めていく。

 要介護に至る手前の状態は「フレイル(虚弱)」と呼ばれる。フレイルに関する幅広い知見を持つのが東大IOGで、日立製作所が16年6月に東大...  (つづく)