エプソン販売は、会計事務所と地域販売パートナーとの共同の取り組みにより、中小企業から信頼される会計事務所の〝ミライ〟を創造し、中小企業の経営力強化、地域創生につなげる活動を17日から開始した。同社の業務アプリケーションと関連パートナーとの連携を強化して、中小企業のデジタルトランスフォーメーション（DX、デジタル変革）などを推進する。

　同社は、中小企業の経営力強化を目的に、会計事務所の「コネクテッド・オフィス」化戦略を打ちだす。コネクテッド・オフィス化戦略は、同社の業務アプリ「R4シリーズ」とクラウドサービスをコアとしたバックオフィスの四つの領域（財務会計・税務申告・人事労務・総務管理）における、自社サービスの拡充と関連パートナーとの連携を順次強化するもの。

　クラウドやハードウエアプラットフォームを生かしたバックオフィスのデジタルワークフローを実現することによって、会計事務所が中小企業の経営参謀役としてより身近な存在となって機能、中小企業の経営力強化を支援する。

　コネクテッド・オフィス化戦略は、既に一部の協業パートナーとのシステム連携・共同研究を開始しているものの、今後、パートナーとの連携を拡大していく。

　会計事務所の〝信頼とミライ〟の姿が見えてくる「R4 Conference in Summer 2020（Online）」を8月5、6日の2日間開催する。