2020.07.31 【中国・四国版】量販店季節家電が好調推移、高付加価値帯を中心に動く
ルームエアコンなど季節商品が好調に推移している(エディオン広島本店)
エディオン広島本店(広島市中区)では、季節家電が好調に推移している。新型コロナウイルスによる巣ごもりの影響もあまりなく、例年通り、暑くなればなるほどよく動いている。
エアコンは、梅雨前に気温が高くなると同時に活発に動き始め、気温が低い日もある梅雨時期には少し落ち着いた動きとなる。「梅雨が明けると、暑さとともにまたよく動くのではないか」と同店では見ている。
今年は特別定額給付金の支給があったことから「特別定額給付金を原資にエアコンを購入したり、買おうと思っていた商品にプラスして1ランク上の機種を購入したり、より高付加価値の商品が動く傾向にある」(同店)という。
冷蔵庫や洗濯機なども同様に特別定額給付金の影響を受け、高付加価値帯を中心に売れている。
エディオン蔦屋家電(広島市南区)は、広島駅から徒歩1分の、広島駅からマツダスタジアムにつながる道の途中に位置する。
そのため、4、5月は、新型コロナウイルスの影響で広島駅の利用者が減ったこと、また、プロ野球が開幕を延期したこと、広島駅自体がリニューアル工事中であることなどの要因によって来店客が減少した。
しかし、広島駅の利用者は戻りつつあり、プロ野球も観客を入れた試合が解禁となったことから、現在は8割まで戻ってきた。