2020.07.31 【中国・四国版】三菱電機フェイスガード無償提供、福祉法人など50団体に贈呈
大西高松市長(前列左)、三菱四国支社の石綿支社長(前列右)
三菱電機四国支社は22日、高松市役所4階の市長応接室で「フェイスガード贈呈式」を行った。高松市の大西英人市長、加藤昭彦副市長、網元哲郎総務局長、同支社から石綿規雄支社長、杉原章元事業推進部長、角田幸治総務部長が出席した。
当日は出席者紹介の後、贈呈者があいさつし、フェイスガードを贈呈。これに対して大西高松市長から感謝状が贈られ、謝辞が寄せられた。懇談後に記念撮影を行い、贈呈式は幕を閉じた。
三菱電機は新型コロナウイルス感染症対策に向けた支援として、自社で開発・生産したフェイスガード1万個を、同社事業所がある自治体など約50団体に無償提供した。
同社は4月以降、市場でのフェイスガードの安定供給に寄与するため、同社グループと協力会社の工場などで使用する帽子装着型のフェイスガード(約1万3千個)を自社で開発・生産し、自給自足してきた。
フェイスガードは頭部に直接装着して使用するもののため、安全性と使いやすさに関する検証を重ねながら開発を進めた。7月7日に生産を開始し、翌8日から順次提供先に出荷している。
同社グループでは、今後も感染拡大防止と社会経済活動の両立に貢献していく。
フェイスガードはソーシャル・ディスタンス(フィジカル・ディスタンス)が確保できない場所などで、他者から、あるいは自身から他者への飛沫(ひまつ)を抑止するため、マスクなどとの併用が推奨されている。
開発拠点は生産技術センター(兵庫県尼崎市)および名古屋製作所(名古屋市東区)、生産拠点は名古屋製作所。提供先は三菱電機事業所所在地の自治体、社会福祉法人など約50団体。