2020.08.25 石油・天然ガスの自主開発比率19年度に大幅な伸び

 資源エネルギー庁が公表している石油・天然ガスの自主開発比率は、19年度は34.7%に達し、前年から大幅に上昇。前年に続いて過去最高を更新した。国内企業がオーストラリアで手がける大型LNG(液化天然ガス)プロジェクトが安定生産に入ったことなどが大きく寄与し、データ上で単純比較できる09年度以降で最も大きな伸びを示した。ただ、新型コロナウイルス感染拡大の影響により需要や投資に不透明感が漂い、先行きを懸念する声もある。

 自主開発比...  (つづく)