2020.08.27 HDR10+など対応マランツが薄型AVアンプの新モデル
薄型AVアンプ「NR1711」
マランツは、薄型AVアンプシリーズの新モデル「NR1711」を9月中旬に発売する。
NR1711は、8K/60pや4K/120p映像信号のパススルーや、HDR10+、新4K8K衛星放送で使用されている音声フォーマットMPEG-4 AAC(ステレオ、5.1ch)など新たな機能をサポートし、最新コンテンツの高音質・高画質をリビングで体験することを容易にする。
高さ105ミリメートルのスリムデザインながら、実用最大出力100W、全チャンネル同一構成の7chフルディスクリート・パワーアンプを搭載している。音質担当エンジニアとサウンドマネージャによる入念なサウンドチューニングにより、マランツのHⅰ-Fiコンポーネントにも通じる、精密かつ透明感の高い空間表現を実現している。
HDMI入力とネットワークオーディオの音質向上をテーマに、コンデンサや抵抗など数多くのパーツの品種や定数の見直し、基板上のパターンを強化。クロックモジュールの振動対策など、これまで以上に時間をかけて入念なサウンドチューニングを行った。
サラウンド体験のリアリティを新たな次元へと引き上げる3Dサラウンドフォーマットの「Dolby Atmos」「DTS:X」に対応。
また、ハイトスピーカ、サラウンドスピーカを設置できない環境でも包み込まれるような3Dサウンドを手軽に体験できるバーチャルサラウンドテクノロジー「Dolby Atmos Height Virtualizer」「DTS Virtual:X」にも対応している。
5・1ch以下の構成で使用する場合はフロントスピーカを、バイアンプ接続して駆動力を向上させることもできる。
本体の操作や設定は、付属のリモコンに加えてiOS/Android対応の「Marantz 2016 AVR Remote」アプリケーションで直感的に行える。Wi-Fi接続にも対応しているため、設置場所に有線LAN環境がなくてもネットワーク機能を使うことができる。
また、誰でも簡単に初期設定ができるようにガイドする「セットアップアシスタント」や、日本語GUIにも磨きをかけ、使いやすさも向上している。
本体カラーはブラックとシルバーゴールド。税別価格は9万円。