2020.09.10 ヤマハがAVアンプ2機種投入デザイン、回路構成を一新

10年ぶりに外観デザインを一新したAVアンプの新製品

 ヤマハはAVアンプの新モデルとして、〝AVレシーバーの価値を再定義する〟という思いのもと10年ぶりに外観デザインを一新し、筐体・回路構成も一から見直すことで映像・音質性能をさらに高めた7.1chネットワークAVアンプ「RX-V6A」と、5.1chネットワーク「RX-V4A」の2機種を、10月中旬から順次発売する。

 ヤマハ独自の音場創生技術「シネマDSP」を生かし、映画や音楽、テレビ放送、ゲームなど様々なソースに合わせて最適化した17種類のサラウンドプログラムを搭載した。

 同シリーズでは筐体をはじめ、電源部や内部ワイヤリング、プリント基板パターンといった回路設計を刷新することで同社従来モデル比で約2倍、フラグシップセパレートアンプMX-A5200と同等のハイスルーレートを実現した。

 本体は、黒鏡面仕上げの前面パネルの中央に大型ボリュームノブを配置したシンプルかつ精度感の高いデザインに一新した。

 RⅩ-V6Aは、Dolby Atmos/DTS:Xをはじめ、ハイトスピーカなしで3次元音場をバーチャル再生できる「Dolby Atmos Height Virtualizer」機能に対応した。

 2モデルともに、8K/60pパススルーやVRR、QMS、QFT、ALLMなどの最新規格に準拠したHDMI端子も搭載した。

 ほかにもWAV/AIFF 384キロヘルツ/32ビット、DSD 11.2メガヘルツをサポートするハイレゾ再生、高品位音楽配信サービス「Amazon Music」「Deezer HiFi」にも対応。映画やドラマなどの映像コンテンツはもちろん、ゲームや音楽など様々なコンテンツの感動と楽しさをさらに深めるAVセンターとして、ヤマハならではの音楽体験を提供する。

 価格(税別)はRX-V6Aが6万5000円、RX-V4Aが4万5000円。