2020.09.11 デノンが創立110周年記念の4製品最新技術とノウハウ結集

AVアンプ「AVC-A110」

MC型カートリッジ「DL-A110」MC型カートリッジ「DL-A110」

専用ヘッドシェル付きMC型カートリッジ「DL-A110」専用ヘッドシェル付きMC型カートリッジ「DL-A110」

 デノンは、10月1日に創立110周年を迎えることを記念して、MC型カートリッジ「DL-A110」、SACDプレヤー「DCD-A110」、プリメインアンプ「PMA-A110」、AVアンプ「AVC-A110」を発売する。4製品は、デノンが110年にわたって培ってきた技術力を結集した製品であると同時に、現在のデノンが有する最新の技術とサウンドフィロソフィを体現する製品でもある。

 記念モデルには、専用のグラファイト・シルバーカラーと、フロントパネル上の110周年記念ロゴが与えられている。そのサウンドはデノンサウンドマネージャーの手によって丁寧にチューニングされ、110周年を記念するにふさわしい仕上がりとなっている。

 また、これらの記念モデルは全て同社が誇るマザー工場である白河オーディオワークスで生産され、一つ一つ入念な検査を経て出荷される。長期にわたって安心して使えるよう、5年間の無償保証サービスを提供する。

 DL-A110は、DL-103のカートリッジはそのままに、DL-103の性能を100%引き出すことを目指して開発された専用設計のヘッドシェルを組み合わせた特別仕様。

 AVC-A110は、技術とノウハウの全てを投入することで、AVアンプのフラグシップモデルであるAVC-X8500Hを超えるパフォーマンスを実現することを目標に開発された。ブロックコンデンサや、電源トランス、鋳鉄製フットをはじめ、純銅製のトランスベース、パワーアンプ回路のフィルムコンデンサ、インダクタなど、新たに開発、採用されたパーツは数百点にも及ぶ。

 DCD-A110は、最新にして最高のアナログ波形再現技術「Ultra AL32 Processing」を搭載している。独自のアルゴリズムによるアップサンプリング&ビット拡張処理により、PCM入力信号を1.536メガヘルツ/32ビットに変換する。かつてない水準でのアナログ波形の再現、原音の再生が可能になった。

 PMA-A110は、伝統と最新技術を融合させ、デノンのサウンドフィロソフィである「Vivid & Spacious」を具現化したリファレンスモデル「SX1 LIMITED」からも数多くのカスタムパーツや高音質パーツを受け継ぎ、サウンドマネージャーによる徹底したサウンドチューニングが施されている。

 税別価格は、DL-A110(11月上旬発売)が6万2000円、AVC-A110(10月上旬発売)が68万円、DCD-A110(同)が28万円、PMA-A110(同)が33万円。