2020.09.30 【電波新聞70周年特集】サンエコライフ・石原政孝社長全国のチェーン情報収集に役立つ
石原 社長
1980年に勤めていた三洋電機から独立して「でんきの石原」を創業しました。家電量販店が徐々に台頭し、地域電器店が生き残るためには横のつながりが必要だったため、84年に「電気のサントップ」を結成しました。
2002年ごろから、太陽光発電システムの販売に着手しました。山口県の訪販会社で訪問販売のノウハウを勉強し、顧客宅の周囲5キロメートルの家を訪問するなどのコツを学び、多くの新規客を獲得できました。
その後は、太陽光事業も軌道に乗り、全国でもトップクラスの実績を達成することができました。営業ノウハウを共有するため、05年にほかの三洋系のショップと統合し、「サンエコライフ」を発足しました。発足当時は14店舗で、お互いに思いやる気持ちをもって協力し、特に不和はありませんでした。
電波新聞とは「でんきの石原」時代からの付き合いです。全国の電器店チェーンの情報収集に役立っています。商圏範囲よりも家電占有率を重視する「小商圏高占有率」を記事から学びました。
今後は地域電器店の後継者問題に切り込んだ記事を書いてほしいと思います。特にパパママストアが店を継承していく方法を紹介してほしいです。社長と会長で2世代が対話する「親子リレー対談」は興味深いコーナーだと思います。