2020.10.06 8K対応と音質強化の一体型AVアンプマランツが最高峰モデル投入

一体型AVアンプ「SR8015」

 マランツは、一体型AVアンプの最高峰モデル「SR8015」を10月中旬に発売する。税別価格は37万円。本体カラーはブラック。

 SR8015は、独立基板型の11chフルディスクリート・パワーアンプとHDAM搭載の13.2ch電流帰還型プリアンプを搭載しており、マランツの一体型AVアンプのラインアップの中で最上位に位置付けられる製品。

 2chステレオ再生とマルチチャンネル再生、双方のクオリティをかつてないレベルにまで引き上げたSR8012の発売から3年。定評のある高音質にさらに磨きをかけ、8K映像信号のパススルーやHDR、IMAX EnhancedやAuro-3Dなどのイマーシブオーディオ、そして新4K8K衛星放送のサラウンド音声が楽しめるMPEG-4 AACなどの最新機能を満載した。

 SR8015の独立基板型フルディスクリート・パワーアンプは、定格出力は140W+140W(8Ω、20ヘルツ-20キロヘルツ、THD0.05%、2ch駆動)、実用最大出力は250W(6Ω、1キロヘルツ、THD10%、1ch駆動)で、低能率なスピーカも余裕をもって駆動できる。

 11chのパワーアンプ全てを1chごとに独立した基板にマウントすることで、一体型AVアンプでありながらHⅰ-Fiコンポーネントに匹敵するレベルのチャンネルセパレーション、空間表現力を実現している。

 プリアンプ回路には高速アンプモジュールHDAM-SA2を採用。新たに定電流回路を追加することにより、プリアンプ回路における大幅な低歪(ていわい)化を実現。広帯域にわたるフラットな周波数特性とハイスルーレートで、ワイドバンド化するサウンドトラックやハイレゾ音源も忠実に再生できる。