2020.10.08 【電波時評】上場延期のキオクシア、巻き返しに期待
NAND型フラッシュメモリー世界2位のキオクシアホールディングス(旧・東芝メモリ)が、10月6日に予定していた東京証券取引所への上場を延期した。実現すれば時価総額が1兆5千億円強と、国内では今年最大の新規株式公開(IPO)となるはずだった。
延期の理由について、同社は先月下旬、新型コロナウイルス感染再拡大への懸念と、昨今の株式市場の不安定さなど、諸般の事情を総合的に判断したと説明した。
米政権が9月15... (つづく)