2020.10.14 オーディオテクニカがテレワークをサポートヘッドセットとUSBマイク投入

「AT9933USB PACK」の使用イメージ

 オーディオテクニカは、マイクとヘッドホンがセットになったホームオフィスパック「AT9933USB PACK」、ステレオヘッドセット「ATH-770XCOM」、USB/XLRマイク「ATR2100x-USB」の3機種を16日から発売する。

 昨今の生活環境の変化に伴い、テレワークを導入する企業が増え、Web会議の機会が増えている。

 また、在宅時間の増加によって、ポッドキャスティングやストリーミングなどのコンテンツ制作や動画配信も盛り上がりを見せている。

 同社は、それらの場面に最適なヘッドホンやマイクを開発。ユーザーの用途や好みによって選べる三つのラインアップを用意した。

 初めてテレワーク製品を使う人や手軽に導入したい人に向けて、同社のベストセラーヘッドホンとマイクがセットになったAT9933USB PACKを投入する。

 マイクはビジネス用マイク「AT99」シリーズの中でもPCに直接入力できる「AT9933USB」を、ヘッドホンには音楽や動画をクリアな音で再生し、屋内での長時間リスニングでも快適に使用できる軽量ヘッドホン「ATH-250M」を同梱している。

 PCのUSBポートに差し込むだけなので、オンライン環境があれば、すぐに会議や配信が始められる。誰でも簡単に高音質な通話や収音が可能なパック。

 また、高音質ヘッドセットを探しているユーザーに向けて、DJモニターヘッドホンの音響技術や、長年培ったマイク技術のノウハウを凝縮したATH-770XCOMを投入する。

 息を避けて音声だけを拾う高性能な小型コンデンサマイク、そして思いのままに動かせるグースネックにより、正確に声をキャッチ。φ40ミリメートルドライバーが豊かな音場を再現する。

 音量調節を手元で行えるボリュームコントロールや、自分の声などを瞬時にカットできるミュートボタンも付いて、快適に使用できる。

 ATR2100x-USBは、本格志向なユーザーに向けたハンドヘルド型ダイナミックマイク。マイク入力としてUSB端子とXLR端子に対応。

 USB Type-CでPCと接続し、音楽や動画などのコンテンツを収音できる。XLRでスタジオシステム/サウンドミキサーと接続し、ボーカルやライブパフォーマンスを収音できるなど、使いたいシチュエーションに合わせて使用できる。

 マイクの底部には、φ3.5ミリメートルステレオミニ端子を設けており、収音されている音の確認や、相手の声のモニタリングができる。また、マイク本体からヘッドホンの音量調節も可能だ。

 価格はオープン、市場想定価格(税別)はATH-770XCOMとATR2100x-USBが1万1000円前後、AT9933USB PACKが5000円前後。