2020.10.21 【あかりの日特集】東芝ライテックリニューアル工事用LED街路灯
リニューアル工事用LED街路灯
既存ポールに取付け可
東芝ライテックは、リニューアル工事用LED街路灯を製品化し、街路灯のLED化を提案していく。
「水銀に関する水俣条約」の採択で、街路灯の多くに使用されている水銀ランプの製造と輸出入が21年から禁止になる。それに合わせて、水銀ランプからLEDへの交換が進んでいる。同社もこうした需要の獲得を狙い、LED街路灯を製品化した。
既設ポールで多く使用されている直径48.6ミリメートル、直径60.5ミリメートル、直径76.3ミリメートル、直径89.1ミリメートルの4種類のポール径に取り付け可能なマルチアダプタを搭載。既設ポールを活用することで、事前調査や交換時の作業軽減が図れる。
水銀ランプからLEDに交換することで、最大約83%の省エネを実現。シンプルなデザインにすることで、周囲の景観に溶け込みやすくした。住宅街からオフィス街まで、周囲の環境や雰囲気に合わせて明るさ3タイプ、光色2タイプ、本体色2タイプの全12機種をそろえる。上方光束比が5%以下になるよう設計することで、環境省の光害対策ガイドラインにも適合する。
また、器具構造を変更することで器具本体に広い配線スペースを確保し、施工時間を約53%短縮できるLED誘導灯も開発した。点検用リモコンを使えば、定格点灯時間の点検作業を行うことも可能。従来の点検ひもや点検スイッチ操作による作業に比べ、効率的に点検できるようにしている。