2020.10.23 車載用パワーインダクタメタル系の新製品開発が活発
小型、大電流を特徴とするメタル系パワーインダクタの車載グレード品の開発が活発化する
車載グレードのメタル系パワーインダクタの新製品開発が活発化している。自動車の各種電源回路では、これまでフェライト(Ni-Zn)系インダクタの搭載が定着していたが、安全系強化、自動運転への進化、環境対応/省エネなど、「CASE」の進展を背景に幅広い特性が求められ、小型、大電流対応を特徴とするメタル系を提案する動きが強まってきた。
従来、自動車では高インダクタンスが必要な電源回路に比較的大型のフェライト系パワーインダクタが使われ... (つづく)