2020.11.19 NIMSが高感度磁気センサーダイヤモンド利用 500度でも安定動作

 物質・材料研究機構(NIMS)は、ダイヤモンドを使って500度の高温でも低消費電力で安定に動作する高感度な磁気センサーの開発に成功した。ダイヤモンドが高温でも安定して動作する仕組みを理論的に明らかにすることで、既存の高温磁気センサーの欠点を克服した。

 航空機や自動車エンジンの回転数やスピードセンサー、石油探索における地磁気の変化や磁性鉱物の探索のほか、超スマート社会(Society5.0)の実現のため、高温環境下で安定に動作...  (つづく)