2020.11.26 【ロボット・産業機械用部品特集】品川商工トータルに顧客ニーズをカバー、信頼と実績の製品提案

 品川商工は配線回りで使用できるワイヤリングアクセサリの専門メーカーとして創立60周年を迎えた。創業当時から電気・電子機器分野を中心とした配線資材、基板回りのパーツ開発に積極的に取り組み、顧客ニーズに対応してきた。ロボット産業向け、関連電装品市場向けとしては基板固定具、配線保護材、配線クランプなど信頼性と実績ある製品を取りそろえ、製品提案に力を入れていく。

 サーキットボード・スペーサーはシャーシと基板間隔を一定高さに固定するナイロン製スペーサー。「RSPLS-Uシリーズ」は、取り付け作業性にこだわった製品で、シャーシ裏側突出量が1.7ミリメートル以下と小さいことから好評だ。機器の小型化、薄型化に最適なシャーシ、基板間高さ3.5ミリメートルから最大高さ18ミリメートルまで全9サイズを取りそろえている。

 三端子用スペーサー「3Tシリーズ」は三端子レギュレータ、パワートランジスタなどの取り付け高さを一定にし、リード線の保護、絶縁に有効な難燃エラストマ製スペーサー。GND、コレクタピンのフォーミングに対応した形状が特徴となっている。高さサイズは3-15ミリメートルが規格品だが希望の高さサイズに対応可能。

 SFチューブはPETモノフィラメントを編組した配線保護チューブ。編組構造のため軽量で熱や湿気を逃がし屈曲性、弾力性、伸縮性に優れることから可動部分のケーブル保護に最適。標準品と難燃品(UL1441規格認定品・燃焼定格VW-1)があり、各々6サイズを取りそろえる。いずれもRoHS指令(10物質)対応品となる。