2020.12.01 三菱パワー、九電大岳地熱発電所で新方式稼働国内初導入、高効率で出力も2000kW増加
新設備が稼働を始めた大岳地熱発電所
三菱パワー(横浜市西区)は、九州電力が運営する大岳地熱発電所(大分県九重町)で進めていた発電設備の更新工事が終わり、営業運転を開始した。国内初となる高効率の発電方式を新たに導入し、出力は工事前に比べて2000kW増加した。
同発電所は、国内初の事業用地熱発電所として67年8月に営業運転を始めた。地下から熱水と蒸気が混じって噴出する熱水卓越型としても国内で初めてだった上、三菱パワーとしても地熱発電設備の商用第1号だった。 (つづく)
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