2020.12.07 【SMD/基板内蔵部品】スミダコーポレーションメタル系パワーインダクタ「CDMCシリーズ」 2-17ミリ角を品揃え

メタル系パワーインダクタ「CDMCシリーズ」

 スミダコーポレーションは、小型、低背のSMDパワーインダクタの製品ラインアップを拡充している。車載用、第5世代移動体通信規格5GおよびIoT関連など、成長分野に提案する。

 SMDパワーインダクタは、メタル系とフェライト系で用途に最適化した製品を展開。

 メタル系パワーインダクタ「CDMCシリーズ」において2-17ミリメートル角サイズで幅広くラインアップ。閉磁型で高い電気的特性と磁気シールドを実現し、ノイズを低減化。

 代表的なのは、4ミリメートル角×2ミリメートルサイズの「0420CDMCC/DS」(インダクタンス0.1-22μH)、5ミリメートル角×3ミリメートルサイズの「0530CDMCC/DS」(同0.1-10μH)、6ミリメートル角×3ミリメートルサイズの「0630CDMCD/DS」(同0.1-6・8μH)、10ミリメートル角×4ミリメートルサイズの「104CDMCC/DS」(同0.15-68μH)。

 フェライト系パワーインダクタは、低損失のフェライト材を使用し、低DCRで高効率を実現している。小型、低背タイプから大電流対応まで製品ラインアップを充実している中、「CDBシリーズ」では「CDB64D48」「CDB78D73B」「CDB87D48」などが代表的。

 特に車載用パワーインダクタは、メタル系、フェライト系ともに150度の高温度対応と同時に、自動車特有の技術的な要求事項である耐衝撃・振動に対応した製品ラインアップを拡充している。