2020.12.09 家電量販店のポイントカード多様化 子ども向けや高齢者向限定などキメ細かいニーズ対応

ヤマダデンキが8月に導入した「ヤマダキッズカード」

 家電量販店で、ポイントカードの多様化が進みつつある。最大手ヤマダデンキは小学6年生までを対象とした「ヤマダキッズカード」を8月に導入、ファミリー層の来店を促す一手と位置付ける。ビックカメラ子会社のコジマは、昨年10月から65歳以上を対象とした限定カードを展開。郊外型として、利用の多いシニア層のニーズにより応えていく。顧客囲い込みの要でもあるポイントカードは主要量販店が採用しているが、少子高齢化やコロナ禍など社会環境の変化を受け、これまで以上にキメ...  (つづく)