2020.12.09 オーテクがFMトランスミッタ2機種直感ワイヤレスで操作

カーナビ/カーオーディオで音楽を楽しめるFMトランスミッタ「AT-FMR5BT」

 オーディオテクニカは、スマートフォンとブルートゥース(BT)で接続し、カーナビ/カーオーディオで音楽を楽しめるFMトランスミッタ2機種を11日から発売する。

 スマホなどの携帯端末を車内に持ち込んで音楽を楽しむユーザーが増えている。車内でスマホを使用する際は、ヘッドユニットにUSBや3.5ミリメートルステレオミニケーブルで接続するか、BT機能があるヘッドユニットであればそのままワイヤレスで接続できる。

 ただし、スマホにUSBポート、ステレオミニジャックが付いていなかったり、車のヘッドユニットにBT機能がなかったりと、そのままつなげることができない場合がある。そこで、そのような環境でも手軽に音楽を楽しめるFMトランスミッタを開発した。

 今回の新製品では、アクセサリソケットの位置に合わせて選べるソケット分離型の「AT-FMR5BT」と、一体型の「AT-FMR3BT」の2モデルを用意した。どちらのモデルもめっき調のボリュームノブや、FMR5BTではアルミバンパーを採用し、高級感あふれるデザインに仕上げた。

 トランスミッタ本体だけで、曲の再生、一時停止、曲送り、曲戻し、音量調節などの操作ができる。また、アンプボリュームを内蔵しており、より高音質で音源を再生する。

 送信周波数は、76.0-90.0メガヘルツの範囲で141chから選べる。周波数メモリーを搭載しているため、次に使う際に再設定する必要がない。また、トランスミッタ本体とヘッドユニットをオーディオケーブルで接続してBTレシーバとしても使用できる。

 さらに、USB機器の充電機能も備えており、最大合計出力3.4Aまで充電可能なUSBポートを二つ(2.4/1.0)搭載した。2.4AのUSBポートではスマホ、タブレットの急速充電ができる。

 カラーはブラック、レッド、シルバーの3色。価格はオープン、市場想定価格(税別)はFMR5BTが4000円前後、FMR3BTが3000円前後。